2023.12.26 下記申込フォームボタンからお申し込みください。

 

【研修会趣旨】

 公認心理師が本当の支援の力を身につけるために、コンピテンシーモデルが提案されています。私たちが日常の心理支援業務の中でできることは、少しずつでも着実に自らの実践を振り返ること、そして心理職には何ができるのかを悩むこと、そして考えたことを同業者や関係する職種と共有することでしょう。そしてそうした対話と共有により、新しい視点に開かれる余裕を持つことが目指せるといいのではないでしょうか。日々の弛まぬ工夫や努力を持続できること、そしてそれが無理なく自然に私たちのためになっていること、それが理想的なコンピテンシーであり資質向上のあり方でしょう。

 本研修会では、概念的には理解しているコンピテンシーモデルを、日々の心理支援業務における小さく地道な学びの積み重ねに落とし込んでいくことについて学んでいきます。3名の話題提供者は、日常的な悩みや自助努力の工夫について、臨床業務の中での成長、SVや研修を通した学びについて共有します。それは職業人生を進めている公認心理師たちの等身大の話です。その後、二人のベテランによるコメントとシンポジストのディスカッションを通して、確かな資質向上について考える機会にすることを目的としています。